志々雄「この世はしょせん弱肉強食。弱者には強者の糧として生きる責務がある」
志々雄「お前は汗臭いが見てくれは悪くない。それに汗臭いといっても,そういう女に興奮する輩も多い」
志々雄「充分に商品価値がある」
薫殿「ふざけないでよ!人を物みたいに」
志々雄「何を寝惚けたことを」
志々雄「奴隷は物同然なんだぜ」
薫殿「私は奴隷じゃない!」
志々雄「強者たるこの俺がお前に価値を見出してやっているんだ」
志々雄「ありがたく思え」
薫殿「私は絶対にお前の奴隷になんかならないわ!」
志々雄「ふん」
志々雄「ならば俺と戦って死ぬか?」
薫殿「うぅ……」
志々雄「俺と戦えば間違いなくお前は死ぬ」
志々雄「お前だって,万に一つも勝てるなんて思ってないだろう?」
薫殿「ええ。それは確かにそうね」
志々雄「奴隷としての生か人間としての死か,せめて好きな方を選ばせてやる。特に急かしもしねぇよ」
志々雄「お前が考えている間,俺は勝利の余韻に浸らせてもらうさ」
??「いや。勝利の余韻には,まだ早い」
志々雄「てめぇか……」
薫殿「蒼紫……さん?」
蒼紫「次は俺が相手をしよう」
Nのサイト
ブログに関することなど少々
0コメント