それは自分との対話なの

神コロ「あ,あんたは……」
大魔王「ふふふ,初めましてだな。我が息子よ」
神コロ「ああ。もっとも」
神コロ「今のオレは同時にあんたと分離した地球の神でもあるんだがな」
大魔王「全く……よりによって神と再び同化するとはな」
大魔王「魔族の面汚しよ」
神コロ「そうだな。確かにオレは魔族としては失格者に違いないな」
神コロ「だがナメック星人としてはどうかな?本来,真面目で心優しいというのがナメック星人の特徴だ」
神コロ「オレが魔族失格なら,あんたはナメック星人失格だよ」
大魔王「ワシはナメック星人ではない。ナメック星という星など知らん」
神コロ「神はカタッツというナメック星人の息子だった。我々は神から別れた化身だ。つまり我々もナメック星人ということだ」
大魔王「だからどうした!ワシ自身はナメック星に縁も所縁もない」
神コロ「確かにな」
神コロ「あんたにナメック星人としての自覚を持てという方が無理な話か」
大魔王「当然だ。そんなことより,ワシと手を組まないか?」
神コロ「オレは神でもあるんだぞ?首を縦にふるわけないだろう」
大魔王「そうだったな」

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